所員雑感 Vol.37 息抜きとしての町田探検
弁護士の仕事というと、法廷に立ったり、法律相談を受けたりと、そんなイメージが強いかもしれません。しかし、私としては仕事の中で一番長い時間が「起案」と呼ばれる時間だと思います。「起案」とは、裁判所や弁護士会などに提出する書面を作成することです。これが結構大変で、ものによっては何時間も参考書籍やパソコンの画面とにらめっこして良い書面を作成しようと頑張らなくてはなりません。しかも、平日の昼間の時間は上記した裁判所での予定、依頼者との打ち合わせが多いので、どうしても、夜遅い時間や休日出勤をして、起案をしなければなりません。
起案をしているとどうしても良いアイディアが出ずに行き詰まってしまうことがあります。そんなとき、私は事務所から少し歩いて、町田の駅の周辺を散歩して気分転換することにしています。事務所のある森野から小田急の町田駅北口を出て、原町田方面へと歩いていくことが多いです。事務所のある森野方面は、住宅はありますが、お店は少なく、いまいち栄えている様子がありません。しかし、同じ町田駅近くでも、横浜線のあたりや小田急町田駅の北口をでていったところ(当事務所が5月にまちだなんでも相談会を行ったカリヨン広場があるあたり)はお店も多く栄えています。このお店がある通りをぶらぶら歩くのが私にとって非常に良い気分転換になります。
特に何かを買うわけではないのですが、マツモトキヨシの店頭販売をみたり、ぽっぽ町田の前で芸人さんがやっている手品をみていたり、とぶらぶらしていると、起案で悩んでいた頭がすっきりします。ついでにお腹が空いているときは、ラーメン屋「町田商店」のラーメンを食べることにしています。ちなみにさらに原町田方面に向かうと「町田屋」というラーメン屋もあるのですが、こちらもおすすめです。どちらもこってりしていて健康には良くなさそうですが(笑)、がっつりしたラーメンを食べると気合も入ってきます。
こうやって町田探検をすることは、気分転換だけでなく、依頼者とコミュニケーションをとるときにも役立ったりします。町田に在住の依頼者の方と町田駅近くのおいしいラーメン屋さんの話で盛り上がったりもできます。
さて、この所員雑感の起案も休日出勤して事務所でやっております。他にもたくさんの起案をしなければならないので、今日も、気分転換に町田探検に行ってみようと思います(笑)。