所員雑感

所員雑感 Vol.36 相模相撲相模場所

弁護士 足立 悠

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 この中に一度だけ「相模」が混ざっていることにお気づきでしょうか。

 当事務所は、JR相模原駅前に位置しています。事務所名は「まちだ・さがみ総合法律事務所」ですが、「さがみ」は相模原なのです。相模原市と言えば、政令指定都市で人口72万人です。それにもかかわらず、他地域からあまり認知されていないのか、(先日も、友人に「相模原市って政令指定都市なんですね!」と言われました。)「相模(さがみ)」と「相撲(すもう)」を読み間違えられてしまうのです。相撲は競技、相模原は都市ですよ!たしかに、パッと見似ていますが・・・。そろそろ、「相模」見つかりましたか。

 さて、その「パッと見似ている」を逆手に取ったのが、表題の「相模相撲相模場所」です。え?読めないって?「さがみずもうさがみばしょ」です。

 相模原市役所の周辺は、約300本のとても美しい桜並木になっています。毎年4月の初めころに「相模原市民桜まつり」が行われています。1974年に市制施行20周年を記念して、相模原のふるさとづくりをテーマに始められ、今年で43回目でした。毎年2日間で50万人の人出があるそうです。車道も歩行者天国となり、所狭しと並んだブースではそれぞれの企画や食べ物販売が行われています。

 

 私も3日(日)に桜を楽しみに相模原市民桜まつりを訪れたところ、天気予報は大外れで曇天というだけでなく、とにかく寒い。桜もなんだか寒そうでした。すると、何やらパンフレットに目を引く表示が・・・。「相模の中心で相撲を叫ぶ 相模相撲相模場所―相撲じゃないよ相模だよ!みんなで住もう相模原!」。うん、読めない。相模原市民桜まつりの特別企画として開催されるとのこと。これは行ってみるしかない。

 

 相模相撲は、どうやら新競技として考案されたらしく、巨大な紙相撲(「さがみずもう」だから、「かみずもう」ってことですね。)の団体戦で、相模原市民桜まつりでは、初代王座決定戦が行われたようでした。「ようでした」というのは、実際にはどの時間帯でやっていたのか分からず、私が訪れたときには、ちびっ子たちが普通サイズの紙相撲に興じていました。きっと終わっていたのでしょうね・・・。後から調べたところによると相模相撲初代王座決定戦は、3人1組で巨大紙相撲の対戦だったようです。ただ、エントリーが8組ぐらいとのこと・・・。当事務所もエントリーすべきでした。出たかったです。仕方がないので、展示されていた超巨大紙相撲と普通サイズ紙相撲の写真を撮ってきました。

 

 

 果たして、来年も開催されるのでしょうか。「相撲」と「相模」の見分け方を覚えてもらえば幸いです。

2016/04/08
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