不動産売買で、気をつけることはありますか?
不動産を購入するときには、その不動産に関する法的規制などを、契約前に取引業者が書面(重要事項説明書)で説明しなくてはなりません。不動産を購入する場合は、この重要事項説明書を必ず受け取って、わからないことがあればきちんと説明を受けるようにしましょう。特に、法的規制がある場合には、その種類によって建物を建てることができなかったり、近く道路になることが決まっていたり、その不動産を購入する目的を達成できないことがありますので、注意してください。万が一に備えて、どういう目的でその不動産を購入するのかを不動産業者に伝えることが大切です
そのほか、その不動産が借金の担保になっていないか、売主が所有者ではないということはないか、などを確かめるために、最新の登記簿謄本(全部事項証明書)を取得して確認しておきましょう。これは、お近くの法務局に行けば入手できます(参照)。
また、一度は現地を見ておくことも重要です。地図や図面だけではわからないこともあるので、必ず一度は現地に行くようにしましょう。